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InstagramストーリーのB2Bブランド活用事例

周知のとおり、Instagramは先週、Instagramストーリーをリリースしました。機能としてはSnapchatと変わりませんが、Instagramアプリに統合されているため、ユーザーはフィード上でフィルター処理された写真を邪魔することなく、24時間で自動消滅する写真や動画を投稿することができます。NewsCredでは、Instagramストーリー使用しているブランド(とくにB2B企業)と、各ブランドのフィードの特徴を調査しました。

 

B2B Brands Using Instagram Stories

 

Instagramストーリーを使用しているB2B企業

  • GE: サンプルを収集するために火山を下るGEの従業員の写真(読んでそのままの意味です)。

  • Tech Crunch: 「Instagramストーリーを使用するための11段階」に関する総合的なチュートリアル。

  •  Deloitte Digital: 基調講演者のミニインタビューや短いプレゼンテーションのクリップなど、Advertising Age’s Women to Watch 2016の舞台裏。
  • We Work: 主要メンバー(例: 会社の新しいウェブサイトをデザインしているTracy)を紹介しながら、We Workで働く一日の様子を案内しています。企業文化を宣伝し、素晴らしいオフィスを披露することに焦点を当てています。

 

Instagramストーリーを使用している他のブランド

  • Who What Wear(ファッション): 著名なファッションデザイナー、面白い「今日のコーディネート」を身に付けている従業員、オフィスの紹介など、ファッション出版界の楽しく愉快な舞台裏。

  • NASA: クールなロケットや宇宙機器を披露しつつ、従業員や宇宙飛行士も紹介。NASAの従業員と宇宙飛行士がいかにダイバーシティに富んでいるかが重視されています。
  • The Guardian: 足を失ったけれど、義足のおかげで再び歩けるようになった子犬の経過を追ったストーリー。
  • Starbucks: さまざまなドリンクの写真。
  • Revolve(ファッション): 撮影中のスタジオ、新製品、セール中の製品(製品コード付き)の写真。
  • Primark(ファッション/インテリア): Primarkのプレスオフィス、新製品、セール中の製品の紹介。

 

基本的に、ブランドはSnapchatと同じ方法でオーディエンスとコミュニケーションを取っています。そして、大半のブランドが舞台裏のコンテンツや企業文化の宣伝にInstagramストーリーを活用しており、2017年に動画視聴を支配するという(Instagramを所有している)Facebookの挑戦に一役買っています。とくに、若いZ世代とミレニアル世代を取り込むという意味では、Snapchatは両方のソーシャルネットワークの直接的な競合相手です。はたして、InstagramはSnapchatからユーザーを乗り換えさせることができるでしょうか? いまのところ、各プラットフォームにおける日々のアクティブユーザー数の内訳は以下のとおりです。

 

Instagram and Snapchat Daily Active Users

 

現在、Instagramは日々のアクティブユーザー数でSnapchatを上回っていますが、Snapchatの動画視聴回数はInstagramFacebookよりもはるかに凌駕しています(送信された写真は含みません)。この情報を考慮すると、InstagramがSnapchatのユーザーエクスペリエンスを真似ることでSnapchatのオーディエンスを取り込もうとするのは理にかなっていると言えるでしょう。Instagramは、より年配の世代を含むすべての世代のアクティブユーザーを取り込んでいるため、Snapchatよりも競争上の優位性があります。そのため、Snapchatに移行していないユーザーが自動消滅する写真や動画を求めて別のアプリをダウンロードすることを防ぎ、Snapchatの新しいユーザーアカウントを切り崩すこともできるのです。

Instagramの新しいストーリー機能に対するユーザーとブランドの反応、エンゲージメント、そしてSnapchatの対応について判断するのは時期尚早かもしれません。なぜなら、現時点では、Snapchatと同じようなアナリティクスソフトウェアが存在せず、Snapchatに対するInstagramストーリーの有効性を測定したいブランドは、Instagramストーリーで獲得した再生回数で比較することしかできないからです。

そこで、Snapchatは、Moatなどの企業と提携して、ビューアビリティ(実際にユーザーが閲覧できる可能性があったインプレッションの比率)やオーディビリティ(実際にユーザーが聞ける可能性があったインプレッションの比率)にもとづいた広告測定を追加することで、アナリティクス機能を強化しました。さらに、Doubleclickとのパートナーシップにより、広告が確実に配信され、時間の経過とともに広告のリーチと頻度のデータが改善されています。

マーケティング担当者にとって、Snapchatの使用は盤石なアナリティクスを生成してROIを測定することができるため、大規模なマーケティングキャンペーンを実施するうえでの賢い選択肢と言えるでしょう。Instagramストーリーはエンゲージメントを試したり、独占的な新コンテンツをフォロワーとシェアできたりする楽しい方法です。今後数週間のうち、SnapchatがInstagramのアップデートにどう対応するか、最終的にユーザーがどのソーシャルメディアで自分のストーリーをシェアしたいと思うか、そしてマーケティング担当者がどのようにユーザーにリーチできるかが見所です。

 

この記事はNewsCred BlogのAshley Karhoffが執筆しました。

 

元記事「How B2B Brands are Using Instagram Stories」は2016年8月8日にInsights.newscred.comに掲載されました。

 

この記事はNewsCred Blogのashley.karhoffが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comまでお願いいたします。

 

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