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インフルエンサーマーケティングは依然として不可欠である

インフルエンサー詐欺に対するUnileverのコールトゥアクション、Fyre Festivalが大失敗したPR、そして女優Lori Loughlinのソーシャルメディアスターの娘にスポットライトを当て大学で起きた不正行為のスキャンダル事件の最中、インフルエンサーマーケティングがバブル状態にあるか否かに疑問を抱いている人がいるのも当然のことでしょう。

インフルエンサーマーケティングは、バブルに先行する可能性があるほどに急速な成長を遂げています。ブランドの78%が2017年にインフルエンサーマーケティングキャンペーンを実施し、マーケターの65%が2019年にインフルエンサーマーケティングの予算を増額する予定であるため、慎重になるのは理にかなっています。すべての誇大広告が崩壊につながるのでしょうか?

結局のところ、答えは簡単に白黒をつけられるものではないようです。

インフルエンサーマーケティングバブル

業界全体の見通しが示すように、インフルエンサー(とくにInstagramの)への支払額は上昇を続けています。インフルエンサーとのコラボレーションは、場合によっては非常に高額なうえ、多くのインフルエンサーがマネージャーを介してブランドとの取引交渉を進めています。市場が分け前を求める管理者たちで溢れかえっているので、ブランドが慎重でなければ、ゴールドラッシュ的な考え方がROIを低下させてしまう可能性があるのです。

注目を浴びるYouTuberの中には、動画1本で15,000ドルから50,000ドル以上の収入を得る人もいますが、その報酬に対する見返りはどれくらいなのかは疑問が生じます。支払い額の大部分は、ビジネスの成功に寄与する数値とは直接的な相関関係のない、虚栄心にもとづく指標により繰り上げられてきました。

インフルエンサーマーケティングは、もはやスタンドアローンの戦術ではありません。すでに、より大局的な視点から見た戦略計画の一部に組み込まれているのです。

このようなトレンドには必ずブレークポイントが存在しますが、まだその段階には至っていません。それまでの間、誇大宣伝とは関係なく、1人のインフルエンサーだけにマーケティング予算の全てを投資しないようにしてください。インフルエンサーパートナーシップの潜在的価値を慎重に検討し、不適切なように思われる取引を回避する体制を整えてください。

バブルはすでに弾けている

多くの観点で、インフルエンサーマーケティングのバブルはすでに弾けているか、その最中にあります。ブランド各社は、プログラムの目的にもとづくエンゲージメントのような、より意義のある指標を優先しているため、潜在的なインプレッションにはあまり重点を置いていません。

消費者が強制的で商業的なパートナーシップから離脱するにつれて、信憑性と信頼もインフルエンサーキャンペーンを成功させるための必須手段となっています。インフルエンサー詐欺の問題は引き続き報道価値があるものですが、エージェンシーとプラットフォームは、非倫理的なインフルエンサーのビジネス慣行からブランドを保護すべく、一時的な解決策により力を入れるようになってきています。FacebookとInstagramは最近、偽アカウント、いいね、フォロワーの営業を促進する企業に対して訴訟を起こし、これらを容認しない姿勢を強化しました。フォロワーの突発的な急増や短期間のエンゲージメントといった明らかな危険信号を探すことで、インフルエンサー詐欺から身を守るための措置を講じることができます。

また、新たなバブル崩壊の傾向は、インフルエンサープログラムをマーケティング活動全体に統合する方法の理解に長く苦労を重ねてきたブランドに起因しています。インフルエンサーによるコンテンツが普及するにつれて、ブランドは代理店と協力してキャンペーン戦略を総合的に管理し始めました。インフルエンサーマーケティングは、もはや単独の戦術ではなく、大局的な戦略計画の一部になっているのです。

浮き沈みから身を守る

バブルは現れては消えますが、インフルエンサーマーケティングは普及したままです。変動するトレンドと価格調整をナビゲートする最良の方法は、市場の進化にもとづいて将来を保証する戦略を開発することです。

マーケターは、マイクロインフルエンサーがセレブリティのインフルエンサーよりもはるかに安価で、エンゲージメント率がはるかに高いという事実に気付き始めています。数百万人ものフォロワーがいる有名なインフルエンサーは、人間味が無いように感じられるため、何千人もの偽フォロワーを惹き付ける可能性があり、ほとんどが真正で共感できるものだとは見なされません。

それに、そのようなインフルエンサーこそPRに関して境地に陥る傾向のある人たちです。(Logan Paul、他に誰か?)

今日のオーディエンスは、本物で有益なコンテンツを求めており、過度に演出された金銭目的の画像から遠ざかり始めています。クリエイティブエージェンシーを使用してコンテンツを開発するには費用がかかりますし、持続不可能な場合がありますが、精通したブランドはインフルエンサーを利用してブランド専属のインフルエンサー的なコンテンツを作成しています。大手スタジオの諸経費がない場合、この方法はオーディエンスにオーガニックにフィットするターゲットコンテンツを生成するのに適したより手頃なオプションであるといえるでしょう。

業界が成熟するにつれて、自己修正の必要が発生します。間違ったトレンドに飛びつくブランドもいますが、無傷で楽々と戦略を展開していくブランドもあります。データにもとづいた選択をして、専門家のアドバイスに耳を傾けることに注力し続けることでトラブルを回避できるのです。バブルを完全に回避する方法はありませんが、フォロワー数よりもインフルエンサーパートナーシップの効率性を優先するマーケターたちは、時が経つにつれて最高の結果を得るに違いありません。

この記事は、AdweekのDanielle Wileyが執筆し、NewsCredのパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comまでお願いいたします。

元記事「Disregard Speculation—Influencer Marketing Is Still a Necessity in Strategies」は2019年6月11日にInsights.newscred.comに掲載されました。

また、日本におけるNewsCredパブリッシャーネットワークに関してはNewsCred by amanaまでお問い合わせください。

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