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ストラテジー

コンテンツ配信の戦略を最適化する方法

コンテンツがインターネット上に公開されているのに、誰も見ていないとしたら、それは存在しているといえるのでしょうか? 哲学的な思索はさておき、実際のところコンテンツ配信の戦略がなければ、他にないほど優れたクリエイティブであり、革新的、画期的なコンテンツであっても、発見されることはあり得ません。

効果的なコンテンツ配信の戦略は、コンテンツをターゲットになるオーディエンスの目の前に届けるだけではありません。オーディエンスとの関係を築き、最終的には、動画を見る、メールニュースに登録する、記事を読む、ホワイトペーパーをダウンロードするなど、効果的な戦略はあなたが望むような行動をとることに貢献してくれるのです。

戦略には有料と無料の配信チャネルを組み込むことができます。それぞれのチャネルは、他のチャネルと連携し合います。そのためビジネスの目標達成に貢献してくれる配信チャネルを選択する必要があります。

コンテンツの配信方法にベストプラクティスはないということを忘れてはいけません。存在するのはあなたのブランドにとっての最適な方法のみであって、ブランドのコンテンツ、読者、目標、分析、そして配信しながら試行錯誤を繰り返し、最適な方法にたどり着けるのです。

始めるにあたって、これらの問いに答えましょう

読者にコンテンツを読んでもらいたいのはなぜ? コンテンツマーケティングのゴールを決めましょう。ブランドの認知度を高め、リードを増やし、ユーザのエンゲージメントを高めたい。毎日買い物をしないにしても、ECサイトにアクセスしてもらいたい。または、サイトの集客によって、メールニュースに登録させ、購読者との関係を築きたい、など。

オーディエンスは誰?  誰にリーチしたいのかを定義しましょう。見込み顧客や既存の顧客に語りたい。ミレニアル世代にブランドに関する情報を発信し、彼らをブランドの賛同者へと育てていきたい。または、組織の中で購買決定力をもつ上級管理職以上の人物にリーチしたい、など。

どのようにオーディエンスはコンテンツを消費するのか?  オーディエンスのいる場所へ行き、彼らの言葉で話しましょう。どのように、いつ、どこでコンテンツの内容に関心を向けるのかを想定し、その考察を戦略に取り入れるのです。たとえば、ターゲットが上級管理職レベルであるなら、Facebookの購買ボタンよりも、ターゲットが絞られているEメールキャンペーンを用いたほうが適切なリーチをを増やせるはずです。

ビジネスのゴール、ターゲットとなるオーディエンス、オーディエンスの振るまいを特定すれば、これらのデータを配信の戦略に活用することができるようになります。

 

有料配信

信頼性の高いトラフィックソースが必要な場合、有料配信チャネルが便利です。

以下のような例では、有料配信はコンテンツ配信の戦略上のキーとなります。

  • 新しいキャンペーンを始めたが、そのキャンペーンに対する十分なアクセスがまだない。
  • さらなるブースト施策によって、高いパフォーマンスを示しているコンテンツのパフォーマンスをさらに高めたい。
  • イベントの主催者・スポンサー・参加者となり、潜在リードをターゲットとする。

有料配信では、支払いをやめた途端に数字は下ります。すなわち、トラフィックが持続可能ではないということを忘れないことが大切です。有料配信は、戦略全体では不可欠な部分かもしれない一方で、戦略的に実施する必要があります。

有料配信の利点は、結果に対して代価を支払うので、オーディエンスをオーガニックに増加させようとするのに比べて、トラフィックを簡単に見積もれるという所にあります。リーチした人々の興味が持続するのはどんなシステムなのかを考え、さらに有料で得たトラフィックをどのようにしてアーンドトラフィックやオーガニックトラフィックに変化させるかを考えましょう。

有料配信ネットワークをタイプ別に確認してみましょう。

アドネットワーク

アドネットワークは一般的に「クリック課金(PPC)広告」と呼ばれています。アドネットワークがコンテンツをユーザに対して表示し、誰かがコンテンツに興味を持ちクリックする都度、課金されます。

PPC広告には以下の2種類があります:

リスティング広告では、キーワードに対して支払いを行います。キーワードを検索した際に、検索結果画面に広告として表示されるものです。BingやYahoo!プロモーション広告などたくさんのリスティング広告がありますが、最もよく知られているのがGoogle AdWordsです。

下の画像を見てください。URLの隣に緑色の「Ad」マークがついているものがリスティング広告です。

Google_AdWords_PPC.png

もうひとつ、コンテンツPPCというものがあります。コンテンツディスカバリーネットワークがコンテンツPPCの背後にあります。コンテンツPPCでは、しばしばウィジェットによって記事や動画をウェブサイトに配信します。OutbrainやTaboolaなどがコンテンツPPCの例です。下の画像は、どのようにOutbrainのウィジェットがCNNの記事の下で読者が興味を持つような別の記事を表示しているかの一例です。

Content_Distribution_Strategy_PPC_Outbrain.png

アドネットワークを利用するヒント

  • ユーザのように考え、強力なコピー作成に投資しましょう。リスティング広告のキーワードを購入する場合、ユーザが探しているものについて考え、キーワードを購入しましょう。リスティング広告のヘッドラインを書く場合、気の利いた言葉、強力なコール・トゥ・アクションを用意しましょう。他のコンテンツや広告の中に配信されることは明らかなので、どちらを用意するにあたっても、広告を目立せることを意識しましょう。
  • クリックした後の次のステップが明確な高品質のコンテンツを宣伝しましょう。PPCでは、たいていは新しい人へのリーチがゴールです。そのため一度リーチしたら、彼らと関係を築くための計画が必要です。高品質なコンテンツ、インタラクティブなコンテンツによって、ブランドは注目に値するものとなり、ユーザがサイトの中に深く入り込んで、たとえばメールニュースへ登録するといったブランド側が望む行動につながるようになります。

ペイドソーシャル

ソーシャルネットワークにおいても、マーケター側が広告を運営し、特定の読者をターゲットにすることが可能です。ペイドソーシャルの費用は手頃なものから高額なものまでさまざまです。そのため、いつ、どこに、どのように予算を割り当てるか、戦略的に考えましょう。以下のような目標にもとづいて、計画の概要を作成するところから始めましょう。

  • ゴールとオーディエンスを定義する。リードを創出したいのか。新商品の発表の口コミ拡散を狙いたいのか。
  • 期間を決める。キャンペーンを長期間継続させる必要があるのか。それとも短期間で大量のトラフィックが必要なのか。
  • ゴールとオーディエンスに合う最適なネットワークを決める。ソーシャルネットワークでは数えきれないほどの広告フォーマットやターゲティングツールを提供しています。適切な人にリーチし、ビジネスの目的を達成するには、どれを使用するのか、あるいは組み合わせて使用するのかを理解しましょう。

ソーシャルネットワークそれぞれが提供する広告フォーマットやオーディエンスのターゲティングのオプションを見てみましょう。

Facebook

Facebookは1日9億人以上のアクティブユーザを誇ります。巨大なソーシャルネットワークのひとつで、どんなターゲットオーディエンスであろうと、アクティブユーザの一定数の存在を見込むことができます。Facebookの広告ツールを使用しながら、あなたの目標に応じて広告をカスタマイズできるのがポイントです。以下のオプションを選択することが可能です:

Facebook Ads.png

Facebookでは、地域、年齢、性別や言語などの基本的なデモグラフィックによって、オーディエンスのターゲット設定ができます。興味(好みのFacebookページやアプリケーションにもとづく)、振るまい(ページやアプリケーション上での行動にもとづく)、つながり(オーディエンスが所属するネットワークにもとづく)によって、さらに深くターゲットを設定することも可能です。

Facebookの広告はモバイル端末やデスクトップPC上ではタイムライン上に表示されます。またデスクトップ上では右カラムに表示されるものもあります。広告には画像や動画の掲載も可能です。

Facebook Ad Placement.png

Instagram

この写真や動画の投稿によるソーシャルネットワークは、今日では総ユーザ数は5億人以上で、3億人が毎日利用しています。見ることに特化したプラットフォームなので、Instagram上で運営する予定の広告には、際立った写真や動画が含まれている必要があります。

広告を運営するためにはInstagramの親会社で設定する必要があります。つまりブランドのFacebookページとFacebook広告アカウントとを作成しなければなりません。

その後は、以下のような目標にもとづいて広告の種別を選択できます。

  • ウェブサイトへのクリック数を増やす
  • ウェブサイト上でのコンバージョン数
  • モバイルアプリケーションのインストール数
  • モバイルアプリケーションのエンゲージメントを増やす
  • 動画の再生数を増やす
  • リーチと頻度とを増やす
  • 投稿のエンゲージメントを増やす
  • 認知度アップ

InstagramはFacebookと同様のターゲッティングオプションを提供しており、広告は3種類のフォーマットのうちの1種類で掲載することができます。

Instagram_Ad_Formats.png

Twitter

Twitterでは140文字以内の文章を投稿するソーシャルネットワークとして、月3億1300万人のユーザが使用しており、以下の目標を達成するための広告ソリューションを提供しています。

  • Twitterフォロワー
  • ツイ―トエンゲージメント
  • 動画視聴
  • ウェブサイトへの訪問
  • ウェブサイト上でのコンバージョン
  • アプリケーションのインストールとリエンゲージメント
  • リードの創出

読者ターゲティングオプションは以下の通りです。

  • 言語
  • 性別
  • 興味(ユーザのフォローにもとづく)
  • フォロワー
  • デバイス
  • 行動(ユーザが誰をフォローし、誰と関係しているかにもとづく)
  • 目的や条件に応じた読者(顧客関係管理を使用しながら特定の読者にリーチする)
  • キーワード(ユーザの行動にもとづく)
  • 地理情報

広告はすべてユーザのTwitterフィードや他のツイートにおいて共有される形で表示されます。画像やCTAボタンを用いた広告など、複数のフォーマットから選ぶことができます:

あなたの広告に合ったフォロワーをどんどん増やしていきましょう。Twitter広告を用いて見込み顧客とマッチするようなツイ―トを共有しましょう。

広告にGifや動画を組み込むこともできます:

LinkedIn

LinkedInでは4億5000万人のアクティブユーザを擁していて、プロフェッショナルへリーチすることに関しては理想的なプラットフォームです。これは他のソーシャルネットワークが提供するよりも、やや堅い層を求めているB2Bビジネスにおいてはとくに良いオプションとなるでしょう。

LinkedInでは以下のような場面に表示される広告フォーマットを提供しています:

LinkedIn_Ad_Options.png

サイトでは業界・企業規模・職種・役職などによるオーディエンスのターゲット設定が可能です。

LinkedInにはSponsored InMails 広告オプションというものも存在し、あなたのターゲットのLinkedInの受信トレーにカスタマイズされたメールを直接送信することが可能です。

Pinterest

Pinterestは月間1億人のユーザを誇ります。このビジュアルによるインスピレーションに富んだサイトでは、マーケターは以下のゴールにもとづいたプロモートピンを選択できます。

  • ブランド認知度を高める
  • ピンへのエンゲージメントを向上させる
  • ウェブサイトへのトラフィックを増加させる

広告は通常のピンと同じですが、たくさんの読者に宣伝が可能です。広告は以下の要素でターゲットを設定できます。

  • 興味
  • キーワード
  • 場所
  • 言語
  • デバイス
  • 性別

Kohl’sのプロモーションPinがPinterestフィードにどのように現れているかを見てみましょう。

Kohls_Promoted_Pin.png

ペイドソーシャルを利用するヒント (ネットワークを問わない場合)

  • ビジュアルとテキストが重要。PPCと同様、広告は他の目を引くコンテンツに囲まれています。広告が目立つように視覚的に説得力のある画像を選択し、注目されるようなコピーを作成しましょう。
  • 運営しながらキャンペーンを最適化する。プラットフォームの多くでは、キャンペーンの運営中に繰り返しA/Bテストを実行することができます。キャンペーン期間中に分析レポートをチェック・分析し、最高のパフォーマンスを得られうように最適化しましょう。
  • リード創出のためにペイドソーシャルを利用する。ペイドソーシャルによる露出を最大化するために、新規ユーザとの関係を築き始めるための計画を立てましょう。たとえば、ペイドソーシャルを通して閲覧制限のあるコンテンツへユーザを集めれば、ユーザがフォームに記入した情報を入手することができます。このようにペイドソーシャルへの支払いから、価値ある見返りを得ることができるのです。

ネイティブ広告(ブランデッドコンテンツとしても知られています)

ネイティブ広告はブランデッドコンテンツとしても知られています。これはブランドが提携したいと考えているパブリッシャーと共に、パブリッシャーのサイトで彼らのオーディエンスにリーチするコンテンツを制作するという提携関係にもとづきます。

ネイティブ広告では、時間・資金の両面において莫大な先行投資が必要なので、ブランド側は、マーケティングのゴールを定め、パブリッシャーのオーディエンスがターゲットとなるオーディエンスであり、ネイティブ広告によりターゲットオーディエンスが意図した行動を取ってくれることを確かめましょう(たとえば、コンテンツによって、パブリッシャーのサイトからブランドサイトへと、ユーザは遷移するでしょうか)。

有名なパブリッシャーの多くではネイティブ広告サービスを提供しています。ブランド提携の例をいくつか見てみましょう。

2年半におよぶ改装工事を終えた、ニューヨークのフラッグシップ店の新装開店のプロモーションのため、CartierはNew York TimesのT Brand Studioを利用したインタラクティブ記事を公開しました

NYT_Branded_Content.png

無線通信技術を開発する企業であるクアルコムは、雑誌アトランティックと共同で複数のシリーズからなるネイティブ広告のプロジェクトを開始しました。「 Could: Painting What’s Possible」と名付けられたこのプロジェクトには、委託製作によるアートワーク、展示物、動画や長文記事などが含まれ、テクノロジーがどのようにイノベーションを形作るのかを探っています。

ネイティブ広告を利用するヒント

  • ネイティブ広告は長期戦。キャンペーンに3〜12カ月という長い時間をかけてこそ大きな効果を得ることができます。
  • 優れたコンテンツを作成するために投資する。ネイティブ広告はパブリッシャーのサイト上に掲載されるため、目立つ必要があります。加えて、プロジェクトに対して時間と資源を投資しているので、相応の強力なROIを得なければなりません。
  • 状況に応じた配信プランを持つ。ネイティブ広告はパブリッシャーのオーディエンスに対して露出する一方で、既存のファンやフォロワーに対してもキャンペーンを宣伝したいものです。他の配信チャネルを用いるなどの計画を立てましょう。

 

オーガニックな配信

「オーガニックな配信」では、費用をかけることなく、時間経過により読者を増やしていくチャネルを意味します。オーガニックチャネルにはソーシャルネットワーク、Eメール施策、その他の無料コンテンツ配信プラットフォームが含まれます。

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ソーシャルメディア

ソーシャルメディアを有効活用することにより、ブランドは多くの利益を得ることができます。消費者との双方向による対話を通して、消費者がブランドをどのように思ってているのかについての貴重な考察を得ることができます。定期的に記事を投稿し、ユーザーのフィードに登場することを通して、ブランドの認知度を高められるだけでなく、ブランドが思い出されやすい状態となります。ほとんどの人はあなたから毎日買い物をすることはありませんが、彼らがあなたから買うときには、おそらく彼らはあなたのことを思っているのです。

ソーシャルメディアでは、あれもこれもやろうとしないことが重要なカギとなります。プラットフォームには、それぞれの強みがあり、成功するためには、それぞれの特性にあった戦略が必要です。ブランド、オーディエンス、ゴール、宣伝したいコンテンツの種類などに応じて最適なプラットフォームを選び、投稿したり、参加したりするための戦略的計画を作成しましょう。

ソーシャルメディアでオーガニックに配信するためのヒント

  • ネットワークごとに、投稿するタイミング、頻度は異なる。それぞれのネットワーク上で人々が最もアクティブになるのがいつかという概要や、どれくらいの頻度で投稿すべきかという一般的なガイドラインについては、こちらが参考になります。
  • シェアできる動画コンテンツを検討する。ソーシャルネットワークでは、ユーザフィード上で動画が優先される傾向があります。
  • 動画に加え、ビジュアルや文章なども重要。ユーザのフィードは無限スクロールでコンテンツが表示されます。注意を引くには、質の高い画像や行動につながる内容のテキストを投稿しましょう。
  • 社交的であれ。コンテンツを投稿するということばかりにかまけていると、ソーシャルメディアが単なる宣伝ツールではないということを忘れてしまいます。ソーシャルメディアは人々と繋がる場なのです。質問、問い合わせへの返信、コメントの記載などを通して、信頼できる声でファンとコミュニケーションを続けましょう。消費者との強い関係を築くことができます。

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無料コンテンツプラットフォーム

面白いコンテンツを無料コンテンツプラットフォームにアップロードすると、プラットフォームのユーザがコンテンツを閲覧することができます。理想的には、アップロードしたコンテンツを閲覧することによってサイトを訪問したユーザに、あなたが、さらなるつながりを築き上げることができます。このようなネットワークに投稿したコンテンツは検索エンジンにも表示されるようになるので、結果として、あなたを見つける他の方法を作り出すことにもつながります。

YouTubeとSlideShareが無料コンテンツプラットフォームの例として挙げられます。YouTubeは誰でも動画の投稿が可能ですし、SlideShareにはプレゼンテーション資料のスライドを投稿することが可能です。どちらのフォーマットも、リーチしたいオーディエンスのタイプによっては非常に効果的です。

YouTubeを利用するヒント

  • 情報を紹介し、楽しめるコンテンツを制作する。YouTubeのユーザは動画を視聴しながら学び、楽しみたいと考えています。そのため両方の要求を満たし、ブランドについて、より詳しく知りたいと思えるようなコンテンツを投稿しましょう。
  • キーワードが詰まった説明文を載せる。あなたの動画が見つかりやすくなります。
  • 専門性を示す。多くのユーザは検索によって動画に辿り着きます。これはブランディングには良い機会です。動画の中で専門分野の知識を惜しみなく紹介しましょう。

SlideShareを利用するヒント

  • 既存の資源を共有する。ホワイトペーパーを再利用して、Slideshare用のプレゼンテーションを作り、一覧できるようにしましょう。
  • 専門性を示す。SlideShareはLinkdInの一部で、7000万人の各業界のプロフェッショナルが自身のパフォーマンスを向上させるための情報を探しています。そのことを前提として、SlideShareのコンテンツは、そのレベルに向かって話し、業界における専門家であることを示すものである必要があります。

クラウドソーシング

ファンが最も重要な配信チャネルのひとりとなるかもしれません。ファンを招待し、コンテンツに参加し、シェアすることを推奨することで、大きな結果を残すことができるでしょう。オーディエンスの興味を引き、ブランド認知を高め、ブランドをより広めるために使うことができる追加のコンテンツを得ることができるかもしれません。

たとえば、Infatuationという有名なレストランのレビューサイトではハッシュタグ#EEEEEATSを作成し、Instagramで美味しそうな画像にこのハッシュタグを書き足して投稿することを始めました。画像とハッシュタグとの組み合わせは支持を集め、Infatuationファンは、#EEEEEATSをつかって390万以上の画像を投稿しました。Infatuationではこのようなクラウドソーシング画像を、ブランドをより大きく成長させるために活用しています。最高の一枚を購入して、自身のInstagramのアカウント上に再投稿 し、ウェブサイトでも紹介しているのです。

Now that’s how you falafel in Tel Aviv. Awesome #EEEEEATS
📸
: @nabilachami

A photo posted by The Infatuation (@infatuation) on Oct 5, 2016 at 3:07pm PDT

Tel Avivのファラフェルを食べています。最高に美味しいです。#EEEEEATS

クラウドソーシングを利用するヒント

  • ソーシャルシェアリングを促進する。ゴールのひとつは、オーディエンスが参加者となって、あなたのメッセージを彼らの個人的ネットワークに拡散することです。
  • 参加者にやる気を与える。上記で紹介したInfatuationのように、参加者の画像や動画をブランドのソーシャルチャネル上で取り上げるというようなシンプルなやり方かもしれません。
  • 適切な法的なルールを遵守する。ユーザに報償を与えるためだけでなく、将来にわたってクラウドソーシングコンテンツを使用する権利を持っていることを確認するためにも、これが必要です。ファンはとてもクリエイティブであり、ファンの作品を、あなたのサイト、ソーシャルメディア、Eメールでシェアしたいと考える可能性があるのです。

検索エンジン最適化(SEO

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SEOはキーワードを活用して、コンテンツを検索結果の上位に表示させる手法のことです。絞り込まれたキーワードの戦略によって、それぞれのページに何が書かれているのか、そのページがユーザにとってどれくらい便利なものなのかを検索エンジンが理解します。検索エンジンアルゴリズムは常に変化しますが、あなたのコンテンツの検索順位を上げるためのベストプラクティスがいくつか存在しています。

SEOを行うためのヒント

  • ビジネスで重要となるテーマや検索単語を特定し、評価する。Moz’s Keyword Explorerなどのツールは、検索数や特定キーワードの関連語を示してくれます。またGoogleトレンドでは、いつ、どれくらいのユーザがキーワードを検索しているのかがわかります。
  • キーワード周辺にコンテンツを集中させる。検索エンジンがコンテンツの内容を理解しやすくなります。ヘッドライン、第一段落、文章全体に主要キーワードを組み込みましょう。また、サイト内とサイト外の双方向から関連キーワードを持ったコンテンツをリンクさせましょう。これによってページの検索順位を上げることが可能です。
  • 高品質のコンテンツを制作する。Googleペンギンアルゴリズムはスパムサイトを除去し、高品質で役立つコンテンツを優先するように設計されています。加えて、強力かつ関連するコンテンツは、あなたのページに対するインバウンドリンクのスコアを上げ、検索順位を押し上げてくれます。
  • 可能ならば、より深く掘り下げる。より長文の記事ほど検索順位が高いということを多くのマーケターは理解していると思います。本質的に、検索するということは、情報を見つけようとしているということです。検索順位の高いページには総合的な回答が含まれる傾向にあり、500ワード以上のボリュームで書かれている場合がほとんどです。

Handsome man using smartphone.

Eメールやパーソナライズによるリードナーチャリング

リードナーチャリングは購入サイクルの初期段階において、見込み顧客とビジネスの関係を築くプロセスを指します。時間をかけて、最終的に見込み顧客が消費者となるまで、彼らとコンテンツを通じて関わりを持ちます。

潜在的なリードを追跡し育てるためのデータベースを作成する目的で、メールニュースへの登録、ホワイトペーパーのダウンロード、閲覧制限のある動画へのアクセスなどの際に、ユーザが記入したフォームの情報を獲得します。収集した情報には、業界、企業、職種などの情報が含まれています。このような情報により、貴重な見込み顧客を見つけ出し、それに応じて顧客情報をセグメントすることが可能となります。セグメントができれば、見込み顧客にEメールやウェブサイトを通して、パーソナライズされて、彼らに最も関連のあるコンテンツを提供することができるようになります。MarketoやHubspotなどのマーケティングオートメーションプラットフォームでは上記のプロセスを管理します。

リードナーチャリングを行うヒント

  • リード獲得のフォームのためにサイトを最適化するさまざまなポップアップやサインアップボックスをテストして、どれが最もフォームの入力が完了する結果につながるかを見つけましょう。たとえば、動画を見たり、ホワイトペーパーをダウンロードするために多くの人がフォームを埋めているのか。記事の一番下に表示されるフォームに入力する傾向があるのか、それとも記事の途中に表示されるポップアップに記入するのか、など。
  • フォームによって、価値のある情報を確実に獲得できるようにする。あなたの企業はB2B企業で、特定の業界の管理職レベルのユーザをターゲットとしているのか。B2C企業で、新築予定や出産予定といった特別なデモグラフィックを対象とした市場を持っているのか。関連する情報を全て入手するためのフィールドがフォームに存在しているのか確認しましょう。
  • ユーザの活動を追跡・確認する。ページごとの滞在時間と直帰率も含めましょう。これらの情報にもとづいて、ユーザに適切にプロモーションすることが可能になります。
  • パーソナライズされたコンテンツ使用する。リードナーチャリングとは、あなたから商品を購入するまでの見込み顧客との関係構築に関するすべてを意味します。記事、動画やEメールなどの形で役立つ情報を提供するという、あなたの行動のひとつひとつによって、見込み顧客に価値を提供し続けるというのが、リードナーチャリングにおける重要な手法です。収集したデータをもとに、コンテンツを最適化し、顧客の心に響くような内容を提供しましょう。

コンテンツが注目を集めるようにするのは、簡単な仕事ではありません。これは常に未完成の状態です。上に紹介した配信戦略を組み合わせ、最適化を試みることで、オーディエンスを増やし、ブランドメッセージを伝え、より多くのオーディエンスを顧客に変えることができるようになるのです。

 

元記事「How to Build a Perfect Content Distribution Strategy」は2016年10月10日にInsights.newscred.comに掲載されました。

 

この記事はNewsCred BlogのDawn Papandreaが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願いいたします。

 

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