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マーケットトレンド

【2018年版】注目の最新コンテンツマーケティングブランド

コンテンツマーケティングの分野はまだ若く、だからこそエキサイティングな分野でもあります。

ベストコンテンツマーケティングブランド50選の選出を通して、まだコンテンツマーケティングの早い段階にいるものの、今後、優れた事例となる可能性を持ったブランドをいくつか見出しました。

ここでは、そのような今年2018年に注目すべきブランドを、その理由とともに紹介しましょう。

Toyota

最近Toyotaのコマーシャルを見て、心を揺さぶられたことはありませんか?

Good Odds”は、スーパーボウルで初公開され、冬季オリンピックの間、公開されていました。この広告では、スキーヤーのローレン・ウールステンクロフト(Lauren Woolstencroft)の素晴らしい話が語られています。彼女は、膝から先を持たずに生まれながら、パラリンピックの金メダリストに8回輝いています。“Thin Ice”では、アイススケーターのアシュリー・ワグナー(Ashley Wagner)が、「ときに、激しく地に落ちれば落ちるだけ、ますます強く立ち上がれる」という感動的なメッセージを語っています

これらは、最近の新しいキャンペーン“Start Your Impossible”の一部で、Toyotaが自動車メーカーからモビリティカンパニーへとリブランディングしていることを称揚しています。新しいマイクロサイトmobilityforall.comは、身体的な困難を克服する手助けとなるToyotaの技術を紹介しています。サイトの他のセクションでは、オリンピックやパラリンピックの選手 (Toyotaはオフィシャルパートナーを務めています)や、多くのアスリートの“不可能とも思えるストーリー”を紹介しています。

このテーマは、本当に価値のあるもので、人の心をとらえます。だからToyotaがストーリーテリングにさらなる投資をすることを願っています。現時点では、Toyotaの展開は限定的で、社会的にそれらを最大化していません。しかし、大きな障害に直面している世界的なアスリートの建設的かつ包括的なストーリーは、人々が読みたいと考えているコンテンツです。Toyotaが、今年コンテンツマーケティングにさらにしっかりと取り組んでいくことを願っています。

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RetailMeNot

RetailMeNotは、ショッピング業界にその名を轟かせています。4,500万人以上がアプリをダウンロードし、約1,000万人がニュースレターを購読し、購買や節約に関する最新情報を提供しています。

昨年RetailMeNotは、ショッピングと節約の権威になるという目標をもって、コンテンツ戦略を見直しました。RetailMeNotのブログThe RealDeal,は、タイミングやシーズナリティを考えたコンテンツ(たとえば、20の彼へのバレンタインギフトアイデア、50ドル以下編 〜20 Valentine’s Day Gift Ideas for Him Under $50)や普遍的なコンテンツ(12の素敵な返品ポリシー 〜12 Stores With the Best Return Policies)、インタラクティブなクイズ(クイズ: あなたの気持ちはどのキャンディーハーツ? 〜Quiz: Which Candy Heart Saying Are You?)、Blue Apronのようなパートナーからのスポンサード記事など、様々なコンテンツを頻繁に公開しています。RetailMeNotは、250万人以上のフォロワーを持つFacebook や、フォロワーが208,000人以上のTwitterで、ブログコンテンツを積極的に宣伝しています。

RetailMeNotは、すでに大きなリターンを得ています。ブログのトラフィックは前年比112%増、オーガニックトラフィ​​ックは67%増えました。ブログコンテンツはRetailMeNotの中で最高のパフォーマンスを見せ、SNS広告で最も高いコスト効率、すなわち、最低のクリック単価を示しました。ブログによる売上高は前年比で800%増加しました。さらにコンテンツマーケティングは、共通のビジョンを持って集まったチーム間の機能連携を改善させました。

「私たちのゴールは、ショッピングや節約に関するアドバイスを求める消費者にとって価値のある、魅力的なブランドになることであり、デジタルコンテンツがその構築に不可欠な役割を果たしていることはわかっています」とRetailMeNotのCMO、マリッサ・タールトン(Marissa Tarleton)は言います。「これらの例として、動画、インフルエンサー、ブログへの投資を強化し、消費者から大変大きな反響をもらっています。私たちが消費者のショッピングジャーニーの中でますます重要な存在になっていくためにも、コンテンツは継続的な投資対象になるでしょう」

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トムソン・ロイターの法務部門

最近では、マーケティング以外の部門でも、主要なビジネス目標を達成するためにコンテンツマーケティングを活用しています。Bloomberg Diversity & Inclusionは、NewsCredが選ぶトップ50コンテンツマーケティングブランドのひとつで、多様な従業員の雇用を確保し、包括的な企業文化を構築するためにコンテンツマーケティングを活用しています。

そのような活用例が大好きです。だからこそ、私たちはトムソン・ロイターに話を聞きました。

トムソン・ロイターの法務部門は、コンテンツマーケティング施策を始めるという事例を作りました。懐疑的や否定的な意見があったにもかかわらず、コンテンツハブLegal Solutionsは2017年に稼働を開始しました。ホワイトペーパーから動画、人物プロフィールまで、コンテンツの幅は広く、均整にレイアウトされています。トムソン・ロイターの法務チームは、結果にも注目しています。ソーシャルメディア、ホワイトペーパーのダウンロード、ビデオ視聴などをベンチマークとして、期待以上の成績を収めています。

トムソン・ロイターが、今年さらに飛躍し、成功することを期待しています。

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LVMHの24 Sèvres

2017年6月、ラグジュアリーファションのコングロマリット、LVMH は、クリスチャン・ディオール、フェンディ、ジバンシーなどの自グループのブランドを、ミレニアル世代とZ世代に紹介するためのデジタル・ショッピングサイト、24 Sèvresを立ち上げました。

これは、Eコマースやデジタルファーストで考えるという点で、他業界に遅れをとっているラグジュアリー業界の大きな一歩です。

24 Sèvresは、鮮やかなイメージと遊び心のあるモーショングラフィックを備えた、独特な美的感覚を持っています。それは、32,900人のフォロワーを持つInstagram, やiOS appなど、多くのデジタルチャネルで強力な存在感を育んでいます。

結果がどうなるかを見続ける必要はあるものの、強力なスタートを切ったことには期待を持てます。次のステップとして、ブランドストーリーをより良く伝え、魅力的なオムニチャネル体験を通してカスタマージャーニーを築くために、LVMHが、プロモーションではなく、コンテンツを用いることを望んでいます。

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Gradifi

First Republic Bankベストコンテンツマーケティングブランド50選に2回選出されています。First Republicが立ち上げたGradifiが、注目のコンテンツマーケティングブランドとなることは、驚くことではありません。

2014年に設立されたGradifiは、雇用主が従業員の学生ローン債務の支払いを支援する金融会社です。新しい会社であり、比較的知られていない新サービスでもあるため、Gradifiは、ブランドを構築するためのコンテンツマーケティングに取り組み、ゆくゆくは、人々をクライアントに変えることを狙っています

GradifiのコンテンツハブThe Notebookは、2017年7月に開始されました。人事専門家を対象とし、職場動向(Workplace Trends)、インスピレーションと洞察(Inspiration + Insights)、財務健全性(Financial Wellness)の3つの柱に沿った、戦略的にキュレーションされたライセンスドコンテンツで構成されています。卓越したニュースレターのサインアップは、ハブのホームページとチャネルページに載っており、読者にどんなトピックを読んでもらいたいか尋ねます。このデータを収集することで、Gradifiは視聴者を学び、彼らが求めているコンテンツを提供することができます。

同社はまた、長期的な不良債権が誰の財政に影響を与えるかについて図解した「学生債務の永続的な影響(The Lasting Impact of Student Debt)」と題したインフォグラフィックスにも取り組みました。

Gradifiのコンテンツマーケティング施策は強力な基盤にもとづいています。2018年の動向から目が離せません。

 

Heather EngはNewsCredのエグゼクティブ・エディター、Amy SolomonはNewsCredのリテール部門のバイス・プレジデントです。

元記事「Up-and-coming Content Marketing Brands to Watch in 2018」はInsights.newscred.comに2018年2月22日に掲載されたものです。

 

この記事はNewsCred BlogのAmy SolomonとHeather Engが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願いいたします。

 

また、日本におけるNewsCred パブリッシャーネットワークに関してはNewsCred by amanaまでお問い合わせください。